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素材の話
たまには、まじめに素材の話しを。




ジュエリーをつくっている方の中にはガラス、陶器、アクリル、紙など
色んな素材を使っている方がいますがわたしは金属を素材にしています。



主に銀と金を使いますがスプーンなどのカトラリーや箱なんかを作る時には
銅や真ちゅうも使います。

銅や真ちゅうの場合、仕上げに「色上げ」といって薬品を使ってわざと色を
変色させる仕上げがあるのです。

薬品を塗って乾かしたり、火であぶりながら塗ったり、薬品を溶かした
液体の中でぐつぐつ煮たり(ちょっと魔女っぽい)。

色んな方法があるけれどこうすると赤くなったり黒くなったり、緑、グレー、
ピンクっぽい色・・・。いろんな色が出てきます。
化学反応なのでキッチリ説明はつくけれど、やっぱり作業していて不思議だなあ
と思います。



金属の変色で一番身近なのは シルバーは放っておくと黒くなる というの
ではないでしょうか。

よく酸化して黒くなると言われますが、これは硫化といって空気中のイオウに
反応して黒くなるのです。
温泉にシルバー浸けると黒くなるというやつです。


以前、イギリス人の金工家の方とお話した時、「日本は銀がすぐ黒くなる」
と言っていて、どういうこと、と思ったら日本は温泉がたくさんあるから
空気のイオウの濃度が濃くて銀が黒くなりやすいのだそうです。

反対に、温泉が全く無いイギリスでは日本ほど黒くはならないそうで。

シルバーは放っておけば黒くなるものだと思っていたのでびっくりしました。
国によって違うんですね。他の国ではどうなのか気になるところ。


面白いなと感じるのは、イギリスの食卓にぴかぴかの銀のフォークやナイフが
並んでいたらばっちり似合うけれど日本にはあんまり。

それよりも日本家屋の障子や畳にはいぶし銀の色味の方が良く合う。茶道の
道具なんかにもぴかぴかのよりもいぶし銀の方が陶器や竹となじむと思うの
です。
勝手なイメージですが。


自然物の反応なのにその国の文化にぴたりとはまっているのは銀ひとつ取って
もとても興味深いです。






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